デフレ回復と消費税増税のカラクリ
識者を集めて消費税増税の是非を議論させ
議論が出尽くしたところで安倍首相は消費税増税を決定

なんでもその会議では6割以上が賛成だったとの話ですが
その会議の人選を増税をしたいと考えている政府側が行っていれば
最初から増税論者を中心に集めたのではないかと思ってしまうのは当然の事で
「皆さんの意見はちゃんと聞きましたよ」との姿勢を示したかっただけなんだろうな、と

実はだんなは増税の法律が成立した段階では賛成でした
当時の政権は民主党でした
いろいろ問題のある政権ではありましたが
少なくとも連合を支持母体とする労働者側に立った政権であることを考えれば
国民のことを考えた必要な増税だったのだろうと思う

しかし政権が使用者側を支持母体とする自民党に変わり
アベノミクスが行われて物価が上がっている中での増税は
国民の負担を増やすだけ
賛成はできないな
そもそも物価が上がっているということは
物価に対して一律にかかっている消費税の税収も増えているわけで
そこにさらに増税をする必要ってあるのか?

さて消費税が増税されると
それを企業努力で吸収することがすでに限界の企業は
当然価格を上げざるを得ない
便乗値上げも出てくるだろう
それをもって物価上昇=デフレ回復=アベノミクス成功なんてバカなこと言わないだろうな

131019