離党せよ
郵政民営化法案採決で造反した議員に対して
ある新聞社説では
「党の決定に従えず反対票を投じるなら離党するべき」
と書いてあったようです

自民党に籍を置き自民党の金で当選した議員は
郵政民営化賛成の意見を持つ自民党を指示した国民を背負っているのだから
反対するのであれば離党すべきなのは
たしかに筋が通っている
だがその前に

小泉純一郎が党首になるまで
自民党は基本的に郵政民営化には反対だったはず
実際郵政改革で公社化された後
公社化法案には「今後郵政改革の議論は行わない」という文言が明記されている
その自民党の意見に反対する意見を持っていた小泉純一郎は
党を離党して改革路線を主張すべきだったのではないか

保守党でありながら革新政党のごとき振る舞いを見せるから
国民は混乱し
政治は茶番劇となり
対立政党は成長せずに
一党独裁に似た政治体制がいつまでも続いて
政治は国民の知らぬうちに腐敗するのである

050706