クハ481−105ヘッドライト改造報告
運転室屋根解体
ヘッドライトカバー除去
穴埋め
導光パーツ調整
ヘッドライトパーツ取り付け
ホイッスル穴開け
塗装
TOMIXが限定品として2001.3.2に運転された
大阪〜青森間特急「白鳥」を再現するモデルを発売しました
しかしクハ481−105のヘッドライトが実車と違うことで
マニアの間で物議を醸し
旦那的にもせっかくだから改造しちゃえとやってみたものです
定価3万を超える限定品を改造するのは勇気がいりましたが
どうにかうまく完成したので報告します
どなたかへの参考になれば幸いです
運転室屋根解体
TOMIXクハ481ボンネット型は側面と屋根が一体になっていますが
運転室屋根のみ別パーツになっています
そのおかげで作業は非常に楽でした
まず屋根パーツのみとりはずします
運転室側の台車を取り外すと屋根がはずせるようになります
アンテナと運転室後部の窓ガラスをはずし、完了です
ヘッドライトカバー除去
取り外した屋根とヘッドライトカバーは一体なので
ニッパーやカッター等で削り取ります
限定品に刃物を入れるのは勇気がいりますが
がんばって切除してしまいましょう
屋根上に大穴が開けば完了です
穴埋め
プラ板を使い開いた大穴を埋めます
旦那は1.2ミリ厚のプラ板を使いましたがちょうどよいくらいでした
大きめに大まかに形をとったあと
少しずつヤスリで削りながらはめるようにします
気持ち出っ張るくらいにプラ板をはめたあと
瞬間接着剤で補強し、同時に隙間を埋める効果を狙います
小さな隙間埋めには瞬間接着剤がいいと何かで読みました
完全に乾くのを待ってヤスリで平らにしていきます
この穴埋め作業は根気が勝負
じっくりゆっくり
飽きたらまた明日のような気分ですすめましょう
完全に穴が埋まり、指で撫でても滑らかな面ができたら完了です
導光パーツ調整
運転室から突き出ている導光パーツは
そのままではヘッドライトパーツに収まらないので
角を削るようにして形を合わせます
ヘッドライトパーツは貫通型クハ481のヘッドライトを
TOMIXインターネット通信販売で取り寄せました
支払いも定額ならば切手でOK
初めて利用しましたがなかなか使いやすいサービスです
さて導光パーツを削り
ヘッドライトパーツが収まるようになれば完了です
ヘッドライトパーツ取り付け
ヘッドライトパーツに合わせて穴開けをします
しかし同時に運転室から突き出る導光パーツの位置とも合わせるため
何度も現物あわせをした方がいいでしょう
位置を決めたらピンバイスで穴を開け
ヘッドライトパーツがちょうどはまるようにヤスリで調整
隙間を瞬間接着剤で埋めます
もちろんこの時点で固定され、完了です
ホイッスル穴開け
ヘッドライトカバーの中には実はホイッスルが隠れていて
カバーのないクハ481にはヘッドライトの隣にホイッスルがあります
これをKATO「EF58−61お召」のホイッスル余りパーツで取り付けることにしました
運転室屋根上の資料が少なかったため
数少ない資料とカバーが隠している範囲等から割り出し
おおよその位置で取り付け穴を開けます
ピンバイスを使って列を作るように穴を開け
現物あわせでホイッスルが取り付けられる穴が開けば完了です
塗装
「ミスターカラースプレー 13 ニュートラルグレー」を一色塗りします
客室屋根との色の具合が不安でしたが
この色なら違和感なく溶け込みました
ムラなく塗れたら完了です
さあホイッスル・運転室後部窓・アンテナを取り付け
運転室側台車とともに
屋根をはめ込み、導光テストをしましょう
ヘッドライトが光ったら完了です!