消費税率10%
参議院選挙は民主党が議席を減らし
またも衆参の勢力が逆転するねじれ国会の状態になった
敗因は選挙前の首相発言だと言われている
消費税を10%にあげるという内容だったが
選挙結果はともかく
この発言に対しだんなは非常に好意的に受け取った
選挙前はだまっていて選挙後に増税の話を出してくる旧自民政権とは違い
選挙前に増税の話を出すことで
「この国の財政状況をなんとかしたい」
「だから選挙で真剣に議論をしよう」
という民主政権の意志が伝わってきた気がしたからだ

選挙結果は民主党が議席を減らし
他に争点らしいものもなかったことから
国民は消費税10%に対して反対の意思を示したということだろう
それはいい
その結果を受けて消費税の増税はしないと方針を決めればいいと思う
だが国民は「ではどうするのか?」という対案を持つべきである
確かに現在の景気状況では一律な消費税率アップは消費低迷を招くことになるだろうが
国家財政があぶないという事実も忘れてはならないし
財政破綻したとしても
ギリシャのようにEU全体の危機として全世界が対応してくれるとは限らない
以前のように日本経済が世界に与える影響が大きいわけでもない

「なんとかしなければ」という意志を国民に問うことを
選挙という当たり前の過程を通したことに対して
民主党政権には充分な評価をしたいと思う

100801