高速道路無料化を改めて考える
高速道路の休日割引が開始され
土日祝は1000円になりましたが
そのおかげで連休などはどの高速道路も渋滞しているみたいです
この施策も景気対策のひとつとして前政権が実施したわけですが
現政権はさらに一歩進めて無料化を図るつもりのようです
民主党のマニフェストにも書いてあったわけだし
そもそも高速道路はできた当初から建設費を回収したら無料になるはずだったのだから
どういう形であれ実施して欲しいものです

高速道路を1000円にして分かったことは
土日祝の休日で割引をかけると各地に渋滞が発生するということ
渋滞は経済効果の低下を招くだけでなく
二酸化炭素の排出も増やして環境によくない
そのかわり市民がおでかけをすることが増えるので
個人消費が増えて経済効果がある
簡単にあげるとこんなところだろうか?

そこで考えるのは経済効果としての有効性
個人消費は増えたとしても渋滞発生のために十分な効果がでたとは言えない
休日を中心に割引をしたからなのではないか?

とすれば割引を行う日を平日にしてはどうか
個人消費の面では割引による直接的な効果は薄まるかもしれないが
物流の流れる平日や夜間の割引を行えば物流コストが下がり
企業の収入増と物価の低下さらに給与増も見込め
個人消費も拡大できるとは考えられないだろうか?

そう考えると前政権の高速道路割引政策は
けっきょく国民にたいしてのバラマキによる支持率上昇を狙ったのではないかという
穿った見方もできてしまうわけで
しかも実際効果があったのか検証もされていない
というか検証された結果も政権が変わったら
「再検証したら実はあまり効果がありませんでした」
みないな発表もされるくらいだし

高速道路の無料化を検討し実験も行うという現政権には
本当に効果的な施策をお願いしたい

091025