UFO論議 だんなの私見
最近の国会で
「UFOが現れたとき国家はどう対応するのか」
という論議がおきています
というか最初は国防の問題として対応をいかに行うかの論議だったはずなのに
いつのまにかUFOがいるかいないかという私見を言い合う
論議とは言えない状態になっていますが

もっとも防衛省が防衛庁時代にも
「もしゴジラが襲来してきたら自衛隊はどう活動するのか」
という研究シュミレーションが行われたという話があるし
そういった研究というのは現実味はないかもしれないけど必要なことだと思う
なぜなら想像を超えた事態が発生した場合の対応ができるのは
日本国では自衛隊くらいしかないだろうから
米軍はUFO襲来時の対応マニュアルがあるというし
研究だけなら可能な限り想定外の事態も想定してシュミレーションしておいて欲しい

しかしなぜ今UFO論議なんてしているのでしょう?
新聞は国会内のいろいろな問題を隠すための目くらましだと書いていますが
だんなの私見はちょっと違います

かつての日本は仮想敵国を想定して軍事訓練を行い防衛予算を確保してきました
ソ連・中国・北朝鮮と共産圏を相手に仮想敵国を変え
国民の防衛意識をあおって防衛予算をつり上げてきた
しかしソ連が崩壊し中国が民主化を進め
そして近年の北朝鮮を仮想敵国としてきた路線も
北朝鮮と米国の協調路線が進むうちに
北朝鮮をいつまでも仮想敵国としていると
国際社会から取り残される可能性が出てきた
かといって他に仮想敵国になりそうな国家がない
そこでUFOを仮想敵として防衛予算を確保しようと考えたのではないだろうか?

それにしてもこの論議の中で一番気になるのは福田首相の発言です
「私は(UFOを)確認していません」だそうで・・・

確認できていないからUFO(Unidentified Flying Object)なんですけど

071229