ボーリング大会
天王寺車掌区の職員が
事故当日の午後ボーリング大会を開いていて問題になってるのだとか
いーじゃんそんなこと・・・

旦那の知る限り
ボーリング大会が行われた午後の段階では
死者数はそれほどでもなく
被害が大変なことになっているということが報道で分かったのは
夕方になってからと記憶している
そしてボーリング大会までの間仕事をしていた職員達は
勤務中なのだからその報道を見ているわけもなく
その事故を正確に知ることなどできなかったはずだ
しかも最初の事故の報道は踏切事故と伝えられたらしい
踏切事故は実際よくあることだし
そんな甘い認識があったのはしかたのないことなのではないだろうか?

そして運悪く事故を起こした列車に乗り合わせた2人の職員の話
救助活動をまったくせずにそのまま出勤したことが問題になっているそうだが
もし仮にその二人が救助活動をして出勤しなかったらどうなっていたかを考えてみよう
JRの勤務態勢から考えて 予備の職員がいるとは考えにくく
当然彼らが乗るはずだった列車は動かなくなります
それはそれで迷惑するのは結局利用者ということになるのではないか?
しかも二人は一応事故直後上司に連絡を取り
その後の行動について指示を仰いでいるのである
そしてその時点で上司への事故の状況報告は踏切事故というレベルだったはず
だから上司がそのまま出勤しろという指示をだしたのも仕方のないことと思えるし
その上司の指示にしたがっただけの職員2人を攻めるのは
間違っているのではないかと思う

事故発生から11日がたち
事故の全貌が見え始めた今の状況で当時のことを考えたら
たしかにその二つの判断は間違っていたものかもしれないが
当時の状況を考えれば当然の判断だと思うのだが・・・

ちなみに
事故の当事者だからこそ情報が正確に伝わるのではないかと思う人も多いが
それはない
当事者だからこそ混乱し情報が錯綜し
正しい判断ができなくなるのである

もうすでにこの事故の報道は
報道というよりワイドショー的になりつつある
マスコミによる問題を起こした会社へのただのイジメに見えるようになってきた
その結果今後どのような影響を及ぼすのか
次項ではそれを考えてみようと思う

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